学会が終わって帰宅したら、まずはひと休みしたいところ。
でも、ちょっと待ってください!実は、学会後のひと手間が、次にスムーズなスタートを切るためにとても大切なんです。
この記事では、筆者が考える「学会が終わってから早いうちにやっておきたいこと」を解説しています。
忙しい毎日を送る医師だからこそ、一手間をかけて行っておきたい内容ばかりです。
あとで「やっておいてよかった!」と思えるものばかりのはず!
この記事はこんな先生にオススメです!
- 学会にはいつも「参加しっぱなし」になっているなと感じている
- スーツや革靴の手入れをしたことがない
学会に現地参加する機会も増えてきましたね。ちょっとした旅行も兼ねての学会参加は楽しいもの。むしろ、旅行がメインで学会参加はオマケ...なんて方も少なくないでしょう。さて、学会といえば、皆さんは何を持っていきますか?ないと困るもの、あ[…]
服の手入れ
スーツ
学会から帰ってきたら、スーツはしっかり手入れしましょう。
スーツはそのままにしておくと汚れやシワが蓄積し、長持ちしなくなるからです。
学会出張中はスーツに汗やホコリが溜まりやすく、シワもできやすいんです。そのままにしておくと、スーツの生地が傷み、見た目も悪くなります。
適切にケアをしておかないと、次に着るときにスーツがシワだらけだったり、着心地が悪くなったりする可能性があります。
ブラッシングしてホコリや汚れを落とすだけでも、スーツの寿命は変わります。
スーツ用のブラシも、そこまで高価なものでなくて十分でしょう。
革靴
そもそも靴こそ、汚れやホコリがつきやすいもの。さらに雨に濡れたり、履きジワができたりしたままで放置すると、革が乾燥してひび割れや色あせが起こり、靴の寿命が短くなります。
革靴もきちんと手入れをすることで、革が柔らかく保たれ、見た目もきれいに整います。
帰宅後にまずブラッシングをしてホコリや汚れを落とし、その後革専用のクリームで保湿することで、革が乾燥するのを防げます。
ケアが終わった後は、シューキーパーを入れて革を休ませておきましょう。
形が保たれて、履き心地も良いままでキープできます。
ワイシャツ
ワイシャツこそ汚れやすいものの、スーツや革靴に比べれば比較的手入れも簡単です。
ぼくが個人的に気になるのが『エリの黄ばみ』。帰ってきてからシャツのエリを見るたびに、年齢を実感して毎回ちょっと落ち込みます。
ただ、エリの黄ばみは「オキシクリーン」を使えばサクッと落とせます。
普通のシャツだと、洗った後にアイロンをかけるのが面倒でした。シャツも一緒にクリーニングに出すこともあり、余計なお金がかかったり。
ぼくは最近、「ノンアイロンシャツ」を使うようにしています。干しておくだけでほとんどシワがとれるので、アイロンかけの手間が本当になくなりました。
領収書の整理
領収書や出張申請書も、早めにやっつけておきたいですね。後回しにすると、経費の管理が煩雑になり、後で困ることが多いからです。
交通費や宿泊費などの経費は、病院負担してもらえるケースも少なくないでしょう。金額も小さくはないため、確実に申請しておきたいところ。これらの領収書をきちんと整理しておかないと、必要なものを見失ったり、経費申請の際にどの領収書が何に使われたのか分からなくなってしまいます。
出張から帰ってきたら、領収書は全て取り出してまとめておきましょう。
個人的には、スキャナーで領収書をデジタル化するのもオススメ。
万が一紛失した場合にも再出力して提出できるケースもありますし、病院から正しい金額で経費補填されているかダブルチェックできるからです。
ScanSnap、使ってますか?「医学書をガッツリスキャンして、デスク周りをスッキリさせた!」そんな先生も少なくないのではないでしょうか。しかし、そこで満足してはもったいない!医学書以外でも、スキャンすべき書類は[…]
抄録メモやポスター写真整理
学会での講演や発表のメモ。聞いているときはバッチリ分かった気になっていたのに、あとから見返すと「なんだったっけ…?」と首をひねることも少なくないのではないでしょうか。
当たり前ですが、メモを自分なりにまとめておくのは非常に重要です。
学会で得られる情報量は非常に多く、何もしないとすぐに忘れてしまいます。
メンドくさいなかでも、帰宅後は早いうちににメモを見直し、記憶にあるうちに重要なポイントを追記しておきましょう。
メモの内容はデジタルデータとして整理しておくと、あとあと検索もしやすくなります。
学会に現地参加する機会も増えてきましたね。ちょっとした旅行も兼ねての学会参加は楽しいもの。むしろ、旅行がメインで学会参加はオマケ...なんて方も少なくないでしょう。さて、学会といえば、皆さんは何を持っていきますか?ないと困るもの、あ[…]