「仕事が思うように進まない。
こんな研修生活になるはずじゃなかった…
自分って、ダメレジ候補かも?」
そんな悩みを持っている研修医の先生へ。
ステップアップのための、もっとも簡単な方法をお伝えします。
理想の研修医生活を送れていますか?
研修医になりたての頃の先生は、どんな自分の仕事ぶりを想像していましたか?
長い間勉強して、やっと受かった国家試験。
研修病院の同期たちとも初対面のなか、ドキドキしながら始まったローテーション。
忙しいながらもサクサク仕事をこなし、仲良くなった上級医から手厚く指導を受ける。
看護師や他のスタッフからも頼られるような研修医になる。
そんな想像が膨らんでいたと思います。
けれど実際はどうでしょう。
新しく勉強することが多すぎるうえに、学生時代のようにじっくり時間がとれなくて知識が身につかない。
上級医に教わったり医学書で読んだりした情報をうまくまとめられない。
そのせいで同じことを繰り返し調べてしまい、その割に診療にはうまく活用できない。
せっかく学んだ知識も、いざ現場に立つと自信を持って思い出せず、電子カルテの前で悶々と悩む。
「勉強になるからこの文献読んでみて」「抄読会のために論文を読んでおいて」と上級医に言われても、論文を読む時間が作り出せない。
結局、「まだ終わってないの?」とガッカリされる…。
理想と現実のギャップに悩んでいませんか?
ただひたすら時間をかけて、目の前の仕事をこなすような日々に陥っていませんか?
そんな毎日を一変させる方法があります。
それは、このサイトで紹介している方法でiPadを活用すること。
iPadでガラッと変える研修医生活
iPadを先生の仕事に取り入れると、どうなるでしょうか。
必要な知識をスムーズに取り出して、患者対応や指示出しをクサク進められます。
さらに、必要最低限の労力で情報をまとめ上げ、カンファレンスでも焦ることなくディスカッションに参加できます。
抄読会の直前に徹夜で論文を読むなんてこともなくなり、「うまく仕事を回しているね」と上級医からの評価も高くなるでしょう。
それだけではありません。
長期にわたって先生の診療に役立つ土台ができ、診療能力で同期に遅れをとることもなくなります。
夜遅くまで病院に残って作業する必要がなくなるので、先生のプライベートの時間も確保できるようになるでしょう。
気持ちに余裕ができるので、コメディカルとの関係性も今よりさらに良くなるはずです。
iPadを上手に活用して、先生の理想の研修医像を実現させてしまいましょう。
iPadで解決できる、研修医のお悩み3選
iPadで解決できる研修医の悩みはたくさんありますが、ここでは代表的なもの3つについて具体的に解説します。
知識がうまく身につかない
「必要な知識は経験を積んで覚えるもの。」
本当にそうでしょうか?
ひと昔前はそれで十分だったのかもしれません。
しかしこの数年で、医学情報は指数関数的に増えています。
短期間の各科ローテーションの間に必要な知識を覚え切るなんて不可能でしょう。
細かいメモを作るにしても、山のような知識が詰まったメモの束を持ち歩くのは現実的ではありません。
「メモをどこからでも簡単に確認できるようにしておく」ことが、根本的な解決策です。これにiPadが役立ちます。
iPadの電子ノートアプリGoodnote 5やOneNoteに、あなたのやり方で情報を詰め込みましょう。
検索機能を使えば、目的の情報に一発でアクセスできます。
図や手書きのメモを写真に撮って保存してしまえば、いちいち書き写す必要もありません。
この方法なら、いつでもどこでも、あなただけのノートが使えるようになります。
「臨床業務に、電子ノートアプリが役に立つらしい!試してみたいんだけど、どれがいちばん役立つのかわからない...」医学情報がどんどん増えるこの時代、手書きのメモだけで臨床業務を乗り切るのがますます難しくなってきています。ぼ[…]
情報をうまくまとめられない
「もらった文献も保管しておきたい、教科書に書いてあることもメモしておきたい…」
そうやって資料を溜め込むせいで、どこに何があったかもわからなくなる。そもそも、資料を保管していたことを忘れてしまう。
そんな勉強熱心な先生にも、iPadがオススメです。
スキャナーデバイスScanSnapで紙資料を全てデータ化しましょう。
そして、iPadアプリPDF Expertでいつでも参照できるようにしてしまうのです。
教科書やプリントの束に机が埋もれることなく、スマートに情報管理ができるようになります。
裁断した書籍をスキャンしてPDFデータにできる『ScanSnap』。医学書などをデータ化して持ち歩くのに必須です。ただ、高機能でスキャン設定も細かく変更ができる分、どんな設定がいいのか迷ってしまうこともあります。[sit[…]
iPadで医学書や資料を読んでいる先生も多いのではないでしょうか。ぼくもiPadに医学書のPDFデータを入れて、じっくり読んだり、調べ物に使ったりしています。ぼくが使っているPDFビューワーは、『PDF Expert』。[…]
論文や医学書を読む時間がない
まとまった時間でじっくり論文を読むのって、実は難しいんです。
予定していた通りに時間を使えなかったり、集中力が続かなかったりと、なかなかうまくいきません。
「どこでも読めるようにしておく」「スキマ時間で少しずつ読む」ようにしておくことが根本的な解決になります。
論文管理ソフトMendeleyとiPadアプリPapershipで論文を管理すれば、いつでもその場で論文読みにとりかかれるようになります。
皆さんは論文データをどうやって管理していますか?「とりあえず印刷して山積みにしている」「PDFをそのままパソコンに保存している」など、いろいろなやり方があると思います。ぼくがオススメするのが、『Mendeley Referenc[…]
英語が苦手であれば、DeepLに翻訳を任せてしまいましょう。
英語論文を読むのって、はっきり言ってメンドくさいですよね。ぼくなんか、抄読会の準備は毎回てんやわんやでした。そもそも英文を読むのが大学受験以来だったし、医学英語なんて全然わからないし。そのうえ、いろんな科をローテートする[…]
ダメレジ候補がベストレジデントになるまで
ぼく自身が研修医になりたての頃は、iPadを仕事に使っていませんでした。
必要な時に教科書を開けばいいし、知識なんてそのうち頭に入る。
読まなければいけない論文だって、発表の直前に時間をとればなんとかなる。
そう考えていたんです。
けれど、研修がはじまっていくうちに、現実は違うのだと痛感しました。
「わからないことがあるたびに研修医室に戻って教科書を調べる」、そんな時間なんてない。
覚えたつもりの知識も、いざという場面では正しく記憶できているのか不安になる。
論文を読む予定にしていた時間も、急患対応で潰れてしまう。
やっととりかかっても、論文を読むのに予想より時間がかかって徹夜してしまう…。
失敗を繰り返す中で、「いかに効率的に業務をすすめるか」ということを意識するようになりました。
そして数々のトライアンドエラーを重ね、「iPadを活用すれば仕事を効率化できる」と結論づけました。
多少高額に思える初期投資も、長い目で見れば時間を作り出すために必要なもの。
数ヶ月も働けば元が取れた、と思えるようになったんです。
iPadでの業務効率化を追求しながら仕事をすること1年半。
マッチング倍率が3倍の臨床研修病院で、ベストレジデントとして認めてもらえるようになりました。
研修医はどのiPadを買うべきか
ご存知のように、iPadにはいくつか種類があります。
結論から言うと、研修医の先生方には「iPad(無印)」をオススメします。
臨床の現場にいながらタブレットでじっくり教科書を読むことって、めったにないですよね?
「iPadで管理している情報を、スマホでササっと参照する」スタイルこそが、臨床現場で役立ちます。
また、iPad miniは画面が小さい分、文書編集をしたり、教科書や論文に書き込みながら読んだりするのには不利です。
情報を整理するデバイスとしては物足りないのです。
iPad Airは値段に見合った高性能です。
けれど、研修医の仕事をするだけなら、そこまでのスペックは必要ありません。
趣味で使うなど別の目的があれば、ぜひ購入を検討してみてください。
iPadなら、他のデジタルデバイスと比べても、手頃な値段です。
価格として安いわけではありませんが、初期投資として文句なしの価値があります。
研修医生活を今ここから変えてしまおう。
先生が少しでも上手に仕事をこなしたいと思うなら、迷わず今すぐiPadを買うべきです。
研修医の先生が導入すべきアプリケーションや具体的な使い方は、このサイトで網羅しています。
- 山ほどの医学書と論文の束に埋もれながら細かい手書きメモを作る
- 臨床の現場での動き方がわからず、毎回ゼロから調べる
- 論文を読む時間がなく、徹夜で抄読会の準備をする
そんな働き方は、もうやめてください。
- 臨床業務に無駄な時間をかけない
- 必要な知識を思うままに活用する
- 上級医や周りのスタッフからの評価も高くなる
- なにより、自分で自分を認められるようになる
iPadで効率を上げて、上手に臨床研修をクリアしましょう。
変わりたい思った今こそ、すぐに一歩を踏み出すときです。
今、ここで、新しい仕事のスタイルを手にしてください。
うまくいかなかったこれまでのやり方から脱却しましょう。
初期投資をするだけで、この先何年もの医師人生がより良いものに変わります。
みなさん、1台はノートパソコンを持っているはず。けれど、デスクトップ型のパソコンを持っている人は、実はそう多くないのでは?「ノートパソコンで大体の仕事はなんとかなる」とは思います。しかし、ここであえて言いたい。デ[…]