勉強や作業のときの時間管理って難しいですよね。
ぼくはダラダラ勉強してしまうクセがあって、困っていました。
せっかく数時間の空きがあるのに、ぼーっと医学書を読んでしまう。
気づいたら何時間も経っているのに内容は頭に入っていない。
完成させなきゃいけないスライドがある。けれど、なかなか始める気にならない…
いざ始めてもなかなか集中し続けられない。
ポモドーロテクニックは、こういった悩みを解決するのにとても有効です。
(ポモドーロテクニックについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください)
今回は、ポモドーロテクニックを実践するときに役立つタイマーをご紹介します。
実は、iPhoneのアプリなどよりも、物理的なタイマーがいちばんオススメなんです。
この記事はこんな先生にオススメです!
- 集中力が続かなくて仕事がなかなか進まない
- 作業に熱中しすぎて時間を忘れてしまう
- ついダラダラ過ごしてしまうので、メリハリをつけた時間の使い方をしたい
- ポモドーロテクニックと相性の良いTimeCube Plusとは?
- TimeCube Plusのメリットとデメリット
- アプリではなく、あえてTimeCube Plusをオススメする理由
ポモドーロテクニックとTimeCube Plus
ポモドーロテクニックとは?
簡単にいうと、「数十分の作業時間と短時間の休憩を繰り返すことで、集中力を持続させる」というものです。
ポモドーロテクニックについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
臨床業務以外にもめんどくさい作業って多いですよね。資料、発表のパワーポイント、レポートなんかは、一つ完成させるのに何時間もかかってしまいます。「作業を始めるのが気が重いな」なんてときにオススメなのが、『ポモドーロテクニック』です。[…]
ポモドーロテクニックは有名な手法なので、関連する製品がたくさんあります。
iPhoneやApple Watchの専用アプリも数多くありますし、YouTubeにはBGM動画として多数アップロードされています。
また、その気になれば一般のストップウォッチでも実践できます。
けれど、今回あえてオススメしたいのが、物理タイマーである『TimeCube Plus』なんです。
TimeCube Plusとは?
あらかじめ設定された4つの時間でタイマーを作動させるデバイスです。
本体をひっくり返してタイマーの開始・停止をするので、ボタン操作なども不要です。
あえてTimeCube Plusを使うメリット
前述の通り、ポモドーロテクニックに関連したアプリや製品はたくさんあります。
しかし、ここであえてTimeCube Plusをオススメするのには、2つの理由があります。
作業開始を意識するようになる
デスクにこのタイマーを置いておけば、視界に入るたびに「作業しなきゃな…」という気になりやすくなります。
「やる気がないなぁ…」なんて時も、ひとまず数字の面を上にするとタイマーがスタートするので、なんだかんだやる気になるんです。
デジタルデバイスを手元に置かずにすむ
iPhoneやApple Watchなどの専用アプリもけっこう便利ですが、個人的にはオススメしません。
タイマーを起動するためにデバイスを操作すると、ついうっかり他のアプリを起動してしまいがちだからです。
「タイマーを見たいだけだったのに、気づいたらTwitterやゲームを始めてしまっていた…」
TimeCube Plusを使っていれば、そんな事態も防げます。
また、個人的な話なのですが、集中して何かをする時にはApple Watchって邪魔なんですよね…
文字盤が視界に入ると時間が気になってしまうし、手首に重さを感じて集中力が落ちてしまう。
集中したいときには、デジタルデバイスは極力目の届かないところに置くのがオススメです。
作業時間の管理はTimeCube Plusに任せて、やるべきことに集中できる環境を作りましょう。
TimeCube Plusのデメリット
タイマー時間の選択肢が限られる
TimeCube Plusには4パターンの時間設定しかないので、細かく時間調整したい方には不向きです。
しかし「集中する時間を毎回一定にする」という意味では、メリットであると言えます。
- 作業や勉強の時には15分か30分
- 作業の合間の休憩時間は5分
- 昼寝するときに15分
個人的にはこんな感じで活用しています。60分タイマーはあまり使っていません。
本来のポモドーロテクニックでも、作業の集中時間は20〜30分程度が推奨されています。
アラーム音が鳴る
TimeCube Plusでは、タイマーの終了はアラーム音で通知されます。
ただし、アラームの音量はiPhoneの着信音よりも小さいぐらいに変更できます。
そのため、自宅や医局で使う分には、よほど問題ありません。
TimeCube Plusで効率的な作業時間管理を
今回は、ポモドーロテクニックと相性の良いTimeCube Plusについて、そのメリットとデメリットを解説しました。
iPhoneやApple Watchのアプリではなく、あえてTimeCube Plusをオススメする理由についてお分かりいただけたと信じています。
この記事で紹介している、ぼくが使っているものは『5、15、30、60分』のタイプです。
これ以外にも、『5、10、15、25分』や『5、10、20、30分』のパターンのものなど、いくつか種類があります。
ご自身にあったパターンのものを試してみてください。
臨床業務以外にもめんどくさい作業って多いですよね。資料、発表のパワーポイント、レポートなんかは、一つ完成させるのに何時間もかかってしまいます。「作業を始めるのが気が重いな」なんてときにオススメなのが、『ポモドーロテクニック』です。[…]