学会ポスター印刷で主流なのは「紙ポスター」か「布ポスター」のどちらかです。
「せっかく作ったんだから、できるだけ見栄えがいいようにしたい!」
「けれど、大きなポスターを紙で印刷すると持ち運びが大変…?」
この記事では、それぞれのメリット・デメリットについて解説し、オススメの印刷方法について紹介しています。
この記事はこんな先生に役立ちます!
- ポスター印刷の素材を、布か紙かで迷っている
- 持ち運びやすいポスター素材を選びたい
- 写真をキレイに見せるポスターを作りたい
学会ポスターを布で印刷すると?
折りたたみでき、持ち運びやすい
布ポスターが選ばれるいちばんの理由は『畳んで持ち運べる』から。
軽く折りたたんでもシワがつきにくいので、スーツケースの中にしまいやすいんです。
いっぽう、紙ポスターであれば、長い筒状のポスターケースを別で持ちはこぶ必要があります。
特に海外学会では布ポスターの需要が高いそう。
ポスターケースを飛行機に持ち込むのは大変ですもんね。
ただし、本当に強く折りたたんでしまうとシワが残ることがあるので注意です。
手を離しても丸まりにくい
紙ポスターって、気を抜くとすぐクルクル丸まりますよね。
掲示する時やしまいこむときに、意外にストレスになります。
布ポスターならそんなことはなく、会場に掲示するときもスムーズです。
紙よりもコストがかかる
素材が違うぶん、紙ポスターよりはコストがかかります。
『学会ポスタードットコム』でも、紙のおよそ1.5倍の値段設定になっています。
学会ポスターを紙で印刷すると?
ツヤのある仕上がりになる
光沢紙を選べば、ポスター全体にツヤが出て見栄えが良くなります。
特に、写真がキモになるようなポスターでは、紙での印刷がオススメ!
ひときわ参加者の目を引くようになるでしょう。
会場の照明が強そうだったり、屋外でのポスター掲示になる場合は、少しツヤをおさえた「半光沢紙」が適しているかもしれません。
コストは抑えられる
紙ポスターが最安価であるケースがほとんどです。
素材は紙にしてコストを少し抑えつつ、
- 光沢にこだわってツヤを出す
- ラミネート加工で長持ちするようにする
など、より仕上がりにこだわることができます。
折れ曲がりに気を使う
紙ポスターのいちばんのデメリットは「折れ目がつきやすいこと」。
布ポスターのように、スーツケースに折りたたんで入れるのは実質不可能です。
紙ポスターは、ポスターケースで持ち運ぶようにしましょう。
結局、学会ポスターは布?紙?
ここまで紹介したメリット・デメリットを、簡単な表にしました。
布ポスター | 紙ポスター |
折りたたみできて持ち運びやすい 丸まりにくい |
なんといっても安価
ツヤのある仕上がりで見た目がよい |
紙に比べて高コスト | 折れ曲がりなど取り扱い注意 |
ポスター印刷なら、布でも紙でも『学会ポスタードットコム』
『学会ポスタードットコム
ちなみに、
低価格で印刷できる厚手マットコート紙もよく選ばれているそうです。
折りたたんで持ち運べる布ポスターでは、防炎クロスも人気とのこと。
せっかく作った学会ポスター、素材や仕上がりにもこだわってみてください!
「学会でポスター発表をすることになった! でも、ポスターってどうやって準備するの?」 コロナ禍も明け、学会に現地参加・現地発表する機会も増えてきましたね。 症例報告での発表などは、ポスターに割り振られることも少なくありません。 ポス[…]