裁断した書籍をスキャンしてPDFデータにできる『ScanSnap』。
医学書などをデータ化して持ち歩くのに必須です。
ただ、高機能でスキャン設定も細かく変更ができる分、どんな設定がいいのか迷ってしまうこともあります。
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この記事はこんな先生に役立ちます!
- 医学書をiPadで読むのには興味があるけど、やり方がよくわからない
- ScanSnapに興味はあるけど、設定がメンドくさそうと思っている
- 実際にやり始めたけど、どんな設定が効率がいいのかがわからない
今回は、ScanSnapで医学書を読み込む前の注意点と、オススメのプロファイル設定について解説します。
裁断した書籍をスキャンしてPDFデータにできる『ScanSnap』。 医学書などをデータ化して持ち歩くのに必須です。 ただ、高機能でスキャン設定も細かく変更ができる分、どんな設定がいいのか迷ってしまうこともあります。 [sit[…]
- 医学書を読み込む前に気をつけるべきこと3点
- オススメのプロファイル設定
富士通 ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1600
読み込む前の注意点
スキャンしなくても、ネットで探せば見つかるかも
わざわざ自分でスキャンしなくても、データが手に入ることがあるので検索してみてください。
ガイドラインなど、インターネットで無料PDFが見つかるものが多いです。
少し古い商業誌であれば、「メディカルオンライン」などでPDFを入手できる場合もあります。
PDFデータの方が画質も良く、文章のコピーもしやすいので便利です。
必要なページだけスキャンする
必要なページだけスキャンするようにすると、時間もデータ容量も節約できます。
本の一部には、よくよく考えると不要なページがあります。
学会刊行誌や商業誌であれば、商品広告や学会員宛のお知らせのページなどです。
「せっかく元の本があるから」と、すべてのページをスキャンしたくなる気持ちはわかります。
それでも、読まないページにデータ容量を使うのももったいないですよね。
不要なページは割り切ってスキャンしないようにしましょう。
スキャンする医学書に問題がないか確認する
スキャンする医学書のページの順序や紙の状態に問題がないかも、ざっと確認しておきましょう。
「ページの順序は合っているか」「上下がひっくり返っていないか」などは、スキャンしてから修正もできますが手間がかかるので、あらかじめ確認しておきましょう。
また、ページが折れ曲がっていたり、ポストイットを貼った跡がベトベトしていたりすると、読み込みの時に紙詰まりの原因になります。
問題があるページがあれば、そのページだけを1枚ずつ分けてスキャンするようにするとスムーズです。
あらかじめ問題になりそうなページがないか、チェックしておきましょう。
医学書向けの『ScanSnap』プロファイル設定
基本的には、下のふたつの設定でほとんどの本や資料に対応できます。
設定①:白黒
データ容量を抑えられる設定です。
カラーで保存する必要がないような資料は、この設定で十分です。
- 学会刊行誌
- 会議の資料
- 文章メインの医学書
- プライベートの書類:健康診断のデータ、医師免許証のコピーなど
カラーモードは「白黒」よりも「グレー」をオススメします。
画質を「スーパーファイン」にしておくと、文字も読みやすくなります。
一般的な文字サイズの書籍や資料であれば、「ファイン」でも十分です。
設定②:カラースキャン
カラーの本や資料向けの設定です。
- 図表が載っている医学書
- カラーで解説されている講義レジュメ
カラーモードは「自動」でなく「カラー」にしましょう。
「自動」だと、色味が少ないページが「白黒」あるいは「グレー」設定で読み込まれてしまい、ページごとの雰囲気にムラが出てしまうことがあります。
「カラー」に固定しておくほうが無難です。
画質設定『エクセレント』はやめたほうがいい
スキャン画質を『エクセレント』にするのはやめておきましょう。
データ容量が大きくなりすぎるのと、スキャンに時間がかかりすぎるからです。
ScanSnapでは、スキャンでの画質を『ノーマル』『ファイン』『スーパーファイン』『エクセレント』から選べます。
『エクセレント』がいちばん高画質ですが、画像サイズが圧倒的に大きくなり、取り扱いが難しくなります。
病理画像などであっても『スーパーファイン』で十分な場合が多いです。
それ以上の画質を求めるのであれば、そもそもスキャンをせずに、紙媒体のままで手元に置いておいた方がいいかもしれません。
まとめ。必要な分だけ、シンプルな設定でスキャンする
今回は、ScanSnapで医学書を読み込む前の注意点と、オススメのプロファイル設定について解説しました。
- 医学書を読み込まなくてもデータが手に入るかも?
- 不要なページはスキャンしなくていい!
- 「白黒」と「カラー」、2種類の設定で十分!
この記事を参考にScanSnapを使いこなして、もっと効率的に医学書を読み進めましょう!
プロファイル設定などがわからなくなれば、いつでも確認に戻ってきてくださいね。
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